
所得税とは、個人の所得に対して課税される税金です。所得税は、累進課税になっています。
退職金などは累進税率がゆるやか。累進課税は、課税対象に比例して税率が上がる課税方法です。所得税の他に、相続税などでも累進課税が適用されています。
高所得の人であるほど税率が高くなり、所得の格差を減らす効果もあります。所得税は所得額に10~37%の4段階で税率が掛けられる事になります。ただし、特殊な所得の場合には、累進課税がゆるやかになるように配慮されています。
特殊な所得とは、退職金や山林などの譲渡、原稿料や養殖業といった年で収入に変動がおきる所得の他に、土地の権利金をもらった場合などです。所得税の特徴として、個人的な事情が考慮されて課税される税金であると言えます。
個人的な事情には、納税者に妻や子供がいる場合は配偶者控除や扶養控除、障害者の場合は障害者控除、学生の場合は勤労学生控除を受けるといった具合に、条件に応じて所得の控除を受けることができます。
所得税は、通常1月1日から12月31日までの所得合計金額に対して課税され、翌年の2月16日から3月15日の間に確定申告を行う事になっています。
所得税には、利子所得、配当所得、事業所得、不動産所得、給与所得、退職所得、譲渡所得、山林所得、一時所得雑所得の10個の所得区分があります。このように、細かく所得区分を行うことで、所得の性質に対応して税を決めて、不公平は無くしています。